北アルプス 最深部の山々を巡る旅 4泊5日テント泊(3)
Day3 黒部五郎岳ピストン~三俣山荘 2018年7月24日
朝4時ごろ起床 天気は今日も晴れ
予定を変更して雲ノ平泊をやめたので
今日は黒部五郎の登山を時間をかけてゆっくり楽しもうと思う
6時ごろカールコースで出発
カールには手前の尾根の樹林帯を超えていく
カールに出た所 沢が流れて石がごろごろしてる道をすすむ
黒部のカールは絶対行ってみたかった所だ
写真だとあまりつたわらないけど
大迫力のスケール感がある絶景でした!
涸沢カールよりは規模は小さいけれど
人は少ないし静かでまた違う感動をおぼえた
カールに流れてる沢の水は透き通ってすごく冷たく
水量もけっこうあるから 雪解け水だけじゃなくて
伏流水もでてるのかな
小屋から1.5リットルぐらい持ってきたけど
どこでも汲めたからそんなにいらなかった 沢水は自己責任で飲みましょう
氷河期に運ばれた巨岩があちこちにある
沢沿いのゆるやかな道は爽やかで涼しい
こんな素晴らしいところに自分たちしかいない
カールの奥まで行くと尾根に出る急で
ざれた九十九折りの狭い道を登る
登りの途中から
尾根に出た
下から見るとあそこを登っていくのかあと
ちょっとひるんでたけど 意外と簡単に登れました
黒部の肩から
北ノ股岳から太郎平に続く長い稜線
黒部五郎に来るにはこちらと三俣蓮華方面からしかない
カールは逆側だから見えないけど
こっちに向かう人はザックをここにデポして山頂に
もう少しで山頂 大きい石がごろごろして
歩きにくい場所も多い
この雄大なカールをともなった美しい山容は
遠くから見てもよく目立つ
昨日テント場でお話した人が 一足先に山頂いたので
話を聞いたらこれから太郎平にいくとの事
のんびり休憩して下山
いつもだけど下りは嫌いなので 下山は長く感じる・・・
やっと小屋に到着
小屋からテント場の道 奥に笠ヶ岳を望む
テントを撤収して三俣山荘に向かうのだが
昨日下りてきた急登のきつい樹林帯を登り返さねばならない
蒸し暑い樹林帯を抜けると展望のよい尾根に出る
思ってたほどきつくなかった 昨日は嫌いな下りだからそう感じたかもしれない
三俣から降りてきた途中黒部五郎に下りる手前に
ひらけた広い花畑が点在する場所
絶景の稜線あるきは楽しくてしょうがない
天気のおかげもあるけどね
三俣蓮華山頂は昨日行ったので 巻き道に奥の雪渓から入って
いったん少し下る
巻き道途中ここもコバイケイソウの大群生が
朝登ってきた黒部五郎岳 手前歩いてきた稜線
巻き道を登り返してハイマツのトンネルを抜けると
広く開けた展望の良い場所にでた
このぐらい距離で鷲羽岳を見るのが一番かっこいいかも!
雪渓をわたる たいして勾配がないから
わざと滑りながらおりたw
雪渓を降りてきた小屋までもう少し
三俣山荘に到着
人気の山小屋なので平日でも人が多かったです
有名なジビエシチューを今度これたら食べてみよう
この3日間歩いてきて思ったのは雲は時間帯によって
多く沸くときもあるけど ほとんど山頂にかかっていない
槍は目立つから目につくけど朝から夕方まで
ほとんど尖った山頂が隠れるてるのは見かけなかった
時折ちょっと雲に覆われてても 少し時間がたてば
すっきり見えてるから不思議だ
夏は昼からガスって展望がだいなしになることが多いのに・・
同じ日程で山に入った人たちは北アルプスのどこの頂きからも
最高の展望が見渡せたと思う
山荘左の2階が展望食堂 テラスのベンチでビールを飲んだ
テント場は山荘からけっこう離れてます
トイレも山荘の中を使うので靴の脱ぎ履きがちょっとめんどいかも
水場はあるけどちょろちょろとしか出てないので
汲むのに時間がかかるから山荘前で汲んでおくのがいい
ペグはささりました
鷲羽岳が見える良いロケーションのテント場ですが
個人的な感想は黒部五郎のほうが上かな
てかいままでで一番かもw
夕方ウイスキーでまたプチ宴会して食事して
明日に備えて早めに就寝しました