初めての涸沢カールテント泊と奥穂高登山 Day2~Day3
2015年7月28日 涸沢カール~奥穂高岳ピストン
今回は最終日に朝から雨に降られて写真があまり撮れなかったのと
下山だけなので まとめて書いていきます
朝4時半ごろ起床 晴れているのでモルゲンロートがきれいだ
北穂山頂あたりも赤く染まってる
軽く食事を済ませ二人で奥穂高岳向かって出発
涸沢小屋の登山口から行きます
向かって左のほうから樹林帯を登っていく
樹林帯を抜けてしばらくすると雪渓渡る
踏み後がついててアイゼンとかいらないけど
そこそこ急なので慎重に進みます
斜面をトラバースしてその先のザイテングラードのこぶ尾根に取り付きます
ザイテンの写真はないですが 急登の岩場でときおり鎖や梯子が
架けてあるとこがあり滑りやすそうなザレた道もある
けっこう長いから大変だけど 危ないとこだとは思わなかった
前穂高 天気が良くて気持ちいい
だいぶ登ってきたヒュッテが小さく見える
ザイテングラードを登りきると奥穂高山荘のあるコルにつく
暑くて汗かいてのどが渇いたからここで休憩
冷たいジュースを買って飲んだ
3000メートルある稜線の鞍部によく建てられたと感心する
ひらたく引き詰められてる岩はどうやってやるんだろう?
ちょっとガスってきた
この雪渓の厚さは3メートルぐらいあったから
冬はものすごい雪の量なんだろうね
今日の核心部はここですね すごい急な岩場をよじ登っていく
梯子やくさりも架けられてる
人の多いときは渋滞が起こるところだ
まあ三点支持でゆっくり登れば大丈夫だけど
落石には注意
登り切ればあとは緩い岩場を20分ほど行けば山頂だ
到着! でもガスガス・・・ 何も見えない
残念 さっきまであんなに晴れてたのにね
反対側に少し下りた広い所でザックを下ろして休憩
雲がとれないか待つ
ガスの間から上高地が見えてきた
上から見下ろしている
ジャンダルムだ手前が有名な馬の背のナイフリッジかな
雲も取れないから空荷で一人でちょっと行ってみよう
こんな感じの狭い岩場 岩もギザギザしてる
先に見えるさらに尖った所はまたいで歩く感じ
大きく下りる所まで行ってみたけど
そんなに怖いとじゃなかったかな その先はわからないけどw
途中で山頂のほうを見るとこんな感じ
丸印がつけてあるとこに人がいる
ジャンダルム行ってみたいなあ
ガスが取れそうにないので下山する 晴れてれば絶景なんだろうなあ
山荘前の急登を上から
ほんとよく建てたな こんなところに
そしてまたザイテンを下って行く その後ミスった!
雪渓を渡り切った直後 平な石に乗った瞬間おもいっきり
後ろにすっころんでしまった 両手をついてしりもちついたけど
ケツがちょっと痛いぐらいで済んでよかった
石は勾配もたいしてなかったから普通ならぜったい滑らないはずだけど
シューズの裏に雪がついてたからだ
今度から気を付けよう
花畑に奇麗な花が咲いてた
そして無事到着~
こうして日本で3番目に高い奥穂高岳に登頂できました
一緒に登ってくれた人にも感謝です
このあとテントに戻りザックを置いて 涸沢ヒュッテに
水場は伏流水をホースで引いてるみたいで 冷たくておいしい水が
豊富に出ます おもいっきり顔洗ってサッパリして
ふたりで生ビールで乾杯 テラスから涸沢の絶景を眺めながら
飲むビールは最高だ おかわりをしてしまった
カメラもっと来るの忘れて写真取れなかった・・
晴れて日差しがあると暑くてテント中にはとてもじゃないけど
居られないが3時頃から曇ってきて涼しくなったので
昼寝してりして過ごした
そして持ってきた焼酎で晩酌して夕食を食べ早めに就寝
シュラフはモンベルのダウンハガー#3とZライトソルSのマットで
朝まで熟睡できた 3日目につづく
2015年7月29日 涸沢カール~上高地
朝目が覚めると雨 けっこう強く降ってる
レインスーツを着てテントを撤収してヒュッテで水を補給して
6時半ごろ二人で下山
濡れたまま畳んだテントが重い
ザーザー降りだけど風がないので寒くはない
40分ぐらい歩いてると雨がやんできた
いくらゴアテックスでも蒸すので上下とも脱いだ
本谷橋 雨は完全にやんだ 無風で蒸し暑い
涸沢の向かう人達もここで着替えたみたい
来た時にはなかった橋がつり橋とは別に架けられてる
横尾を過ぎると晴れた 気持ちいい 晴れるとテンションも上がる
徳澤 道には水たまりがいっぱいあったから
上高地もけっこう降ったみたい よけながら歩く
ここまで一緒に行動してくれた人とお互いの健闘と
感謝の意を述べてお別れしました
彼は直行便のバスで大阪へ
私は沢渡までいって車で東京に帰宅した
最後に
初めて目にした涸沢カールは思って以上に絶景の広がる
素晴らしい所でした
コースタイム6時間うち 本格的な登山は本谷橋から先の1時間半だけなので
テント装備でもそんなに苦にならないで行けるから
また訪れようと思う 終わり